Making Documentation of That Moment / 2015

How can artists document the past performance vividly, moreover, how can that documents be used to represent that performance clearly. This question is based on the fact that a performance’s document is not an artwork itself, but always regarded as a secondary position. Making Documentation of That Moment is a project that explores this escapable issue through documenting a performance and the un/related occurrences of that moment.

In this process eight performers left ephemera such as a video, sound file, objects, photographs, and diaries, and as a result, these uncompleted documents show the “real” happens in different phases, not only in the past event.

どのようにしてアーティストは過去のパフォーマンスを「そのまま」記録することができるのか。そして、その記録は過去のパフォーマンスをクリアーに表象するためにどのようにして使われうるのか。これらの疑問はパフォーマンスの記録はアート作品それ自体ではなく、常に二次的な位置づけに置かれるという事実に基づいている。Making Documentation of That Moment は、パフォーマンスとそれをとりまく出来事——直接的に関係しないかもしれない出来事も含める——をさまざまな方法で記録することを通じて、この避けられない問題を探求する。プロジェクトの中で行われたパフォーマンス(公園の池でボートに乗ってアリソン・ノールズのPiece for any number of vocalistsを演奏する)では、4 人が歌い、後の3 人はそれぞれ写真、音、ヴィデオの記録をおこない、1 人(アーティスト)だけが観客として参加した。

会場で展示されるものは、パフォーマンスそのものではなく、参加者の勘違いや言い間違いなどいくつかの食い違いを含む、不完全な記録物である。この不完全さは過去の出来事を完璧に記録することの不可能性を逆説的に証明する。Making Documentation of That Moment は、記録の過程で起こった間違いも一つの事実=出来事として捉えることで、複数の事実を創出し、過去の出来事と記録がもつパフォーマティブな関係性を可視化させる。

Credit
Mixed Media installation
Materials: photographs, video, sound, diaries, and objects picked up by seven performers, Scores
Length: 10 minutes – video, 30 minutes – audio
Exhibited at the Group Exhibition 1:1 (OTO Project Space, London) in 2015.

クレジット
ミクスド・メディアインスタレーション
写真、ヴィデオ、 音、日記 、CD、7 人のパフォーマーによって選ばれたオブジェ、パフォーマーのためのスコア
長さ:音源 約30 分、ビデオ 約10 分
グループ展1:1 (OTO Projct Space, London, 2015) にて発表